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あなたは今、HIV感染の不安を抱えていませんか?
誰にも言えず、一人で悩み、迷い、苦しんでいませんか?
夜もぐっすり眠れない。食事もろくに喉を通らない。仕事だって集中できない。
かつての私がまったくそうでした。
私はHIVの感染機会に自覚があり、その上怪しい症状を連発しまくったのです。
全身の発疹、帯状疱疹、頭痛、発熱、原因不明の下痢・・・
ネットで調べた急性HIV感染症の症状にドンピシャ過ぎて、自分がHIVに感染していると確信しました。
それでも保健所にも病院にも行けませんでした。
HIV検査を受けて、本当にHIVに感染していることが確定するのが怖かったのです。
「HIVに感染しているかも知れないと、強く思う人ほど怖くて検査を受けられない。」
かつて私が読んだ「エイズ感染爆発とSAFE SEXについて話します」(本田美和子著)には、そう書かれてありました。
まったく、その通りでした。
私は3ヶ月間、ひたすら悩み、迷い、苦しみ続けました。
全て自己責任とは言え、辛い3ヶ月でした。
そんな私でしたが、ついにHIV検査を受ける決心をしました。
HIV検査以外に私が救われる道がないと悟ったのです。
私に残された選択肢は、たった1つ、HIV検査を受けることでした。
覚悟を決めて受けたHIV検査の結果は、意外にも「陰性」でした。
あんなに怪しい症状を連発していたのに、私はHIVには感染していなかったのです。
今、かつての私と同じようにHIV感染に悩むあなたにも、ぜひHIV検査を受けて欲しいと思います。
あなたが救われる道も、HIV検査を受ける以外にありません。
仮に検査結果が陽性であったとしても、早期の治療によってエイズ発症を防ぐことができます。
あなたが恐れるべきは、HIV検査が陽性になることではなく、検査を先延ばしにしている間にエイズを発症してしまうことです。
私が急性HIV感染症に怯えた日々
かつて私はサラリーマン時代に海外、国内を出張で飛び回っていました。
1年の半分以上が出張でした。
そんな時期に、恥ずかしながら出張先の性風俗で何度となく遊んでしまいました。
そんな頃、私は突然次々と身体の異常に襲われました。
●原因不明の全身の発疹
●生まれて初めての帯状疱疹
●原因不明の発熱と頭痛
●原因不明の下痢
●咽頭炎
●肝機能障害
こうした症状が発症しては消えていく、この繰り返しでした。
私は総合病院の内科や皮膚科に行っては診察を受けていました。
・
「どうしてこんなに病気が続くのだろう・・・?よっぽど体が弱ってるんだなぁ・・・・」
・
先ほども書いたように、当時の私は海外、国内を毎週のように出張で飛び回り、とてもハードな仕事をこなしていたのです。
だからその無理がたたってこんな症状が出るのだろうと思っていました。
全身の発疹については、医師に見せる為に写真を撮りました。
■全身に出た発疹。写真は太ももの発疹。(1)
■全身に出た発疹。写真は太ももの発疹。(2)
・
そんな時期、私はあるHIV陽性者の方が運営するブログを見つけました。
そのブログは意図して探した訳ではなく、何となくネットをさまよっているうちに偶然たどり着いたブログでした。
そこには運営者の方がHIVに感染した後、様々な初期症状が出たことが書かれてありました。
私は偶然見つけたブログからの情報で、私の身の上に現れた様々な症状が急性HIV感染症かも知れないと思い当たりました。
突然目の前に現れたHIV、エイズという恐怖に私は頭が真っ白になりました。
台湾やバンコクの性風俗で遊んでから数週間後に出てきた怪しい症状の連発。
これはもう、どう考えてもHIVに感染しているに違いない、私はそう思い込みました。
そこからネットで調べれば調べるほど、感染を強く信じました。
帯状疱疹は生まれて初めてだったし、こんなに症状が出ては消えていくなんて尋常ではないと思ったのです。
・
「きっと私はHIVに感染している・・・・。」
・
そう思うと私は食欲もなくなり、夜もあまり眠れなくなりました。
会社に行っても仕事が手につきませんでした。もしHIVに感染していて、エイズを発症したら・・・。
その先は怖くて想像も出来ませんでした。
そのくせ私はHIV検査の結果が陽性と出るのが怖くてなかなか保健所に行く勇気が出ませんでした。
結局、私は3ヶ月悩み続けたあげく、やっとの思いでHIV検査を受けることができました。
そして、その検査結果は何と意外にも『陰性』でした。
あんなに怪しい症状を連発していたのに。
➡私をHIV感染の不安に突き落とした皮膚疾患・蕁麻疹と帯状疱疹
急性HIV感染症の症状とは?
以上は数年前に私が経験した本当の話です。
では、私が恐れた急性HIV感染症とは何でしょうか。
もしもあなたがHIVに感染すると、感染後2週間から6週間くらいに、あなたの体内では侵入したHIVが急激に増殖します。
するとこの時、あなたの身の上に風邪やインフルエンザに似た症状が出てきます。
これは、あなたの体内で急激に増えたHIVが原因で、高レベルのウイルス血症が起きるからです。
(ウイルス血症とは、ウイルスが血液中に入り、全身に回ることです。)
具体的には、発熱、頭痛、下痢、倦怠感、喉の痛み、リンパ腺の腫れ、発疹などです。
こうしたHIV感染急性期の症状を、急性HIV感染症と呼びます。
実際にHIVに感染した人が、この急性期にどんな症状を発症したか、データをご紹介します。
下の表1をご覧下さい。(重複発症あり)
【急性HIV感染症の症状 表1】
症 状 | 頻 度(%) |
発熱 | 96% |
リンパ節腫脹 | 74% |
咽頭炎 | 70% |
発疹 | 70% |
筋肉痛・関節痛 | 54% |
下痢 | 32% |
頭痛 | 32% |
吐き気・嘔吐 | 27% |
肝脾腫 | 14% |
体重減少 | 13% |
口腔白苔 | 12% |
神経症状 | 12% |
「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社)から引用
このデータは同書以外の専門書や、公的医療サイトなどにも度々出てきます。
私が知る限り、HIV感染の初期症状としては最も信用できるデータだと言えます。
しかし、症状はどれも単なる風邪や体調不良のときにも見られる症状であり、これらの症状をもって直ちにHIV感染だと決めつけることは出来ません。
HIV感染特有の症状など存在しないのです。
きっとあなたもこんな症状は過去に何度か経験したことがあるはずです。
急性HIV感染症の症状は、HIVに感染した人の40%~90%に現れます。(国立エイズ治療・研究開発センターによる)
だからHIVの感染初期に全く無症候の人もいます。
何も症状がないからと言って、HIVに感染していないとは言えません。
以上のように、急性HIV感染症の症状は特有のものは存在せず、そもそも感染しても症状が出ない人もいます。
結局、何かの症状からHIV感染を判断することは不可能です。
HIV感染は、HIV検査で判断するしかないのです。
早期のHIV検査は救命的検査
急性HIV感染症はHIV感染から2週間~6週間後に症状が現れますが、しばらくすると自然と治ってしまいます。
そして、その後は急性期から無症候期に入り、あなたには何も自覚症状が出なくなります。
しかし、自覚症状はなくてもHIVが消えた訳ではありません。
HIVは体内で増殖を続け、やがてあなたは免疫力低下と共にエイズ発症に至ります。
それが3年先か、5年先か、もっと先か、発症するまで分かりません。
そうしてみると、急性期のHIV感染症を思わせる症状からHIV検査を受けてみることはとても意味があります。
もしもHIVに感染していれば、早期発見、早期治療につながるからです。
かつては致死的疾患だったHIV感染症も、今では早期発見、早期治療によってエイズ発症を抑えることも可能になっています。
まさに早期のHIV検査はあなたにとって救命的検査になります。
ところが、日本ではHIV感染が分かったとき、すでにエイズを発症しているケース、いわゆる「いきなりエイズ」がHIV感染者の約3割を占めています。
例えエイズを発症してからでも、坑HIV医療で免疫力は回復し、死に至ることは少なくなりました。
しかし、エイズ発症前に治療を開始するのに比べればその後の生存率が下がります。
また場合によっては後遺症に苦しむことになります。
だからこそ、HIV感染の早期発見は重要なのです。
HIV感染症はもはや致死的疾患ではなく、早期に発見できれば慢性疾患に近くなっているのです。
エイズ発症前にHIV検査を受けることで、あなたの命が助かるのです。
「早期のHIV検査は救命的検査である。」
エイズ治療・研究開発センター長の岡真一氏は常々こう指摘されています。
早期のHIV検査によって、毎年報告される「いきなりエイズ」を減らすよう呼び掛けています。
だからあなたが少しでも、HIV感染症の不安を感じたら迷わずHIV検査を受けて下さい。
保健所に行けば、無料・匿名で検査が可能です。
あなたがHIV感染の不安を感じたら、検査以外に選択肢はない!
私のように怪しい症状を連発していてもHIVに感染していない人間もいれば、自分の症状が心配でHIV検査を受けたら本当に感染していた、という人もいます。
この事実はいったい何を意味しているのでしょうか?
私はこう考えます。
・
「HIV感染症と思われる症状を過度に心配する必要はない。しかし、HIV検査を受けるきっかけにはすべき。」
・
こう思うのです。
・
HIVは非常に感染力の弱いウイルスです。
HIV感染者とのコンドームなしの性行為で感染する確率は1回あたり0.1%から0.5%程度だと言われています。
HIVはめったなことでは感染しません。
だから風邪に似た症状や帯状疱疹が出たからといって、ただちにHIV感染だと決めつける必要は全くありません。
帯状疱疹を発症した人のほとんどはHIVには感染していないのです。
私はあんなに急性HIV感染症らしき症状を発症していたけど、HIVには感染していませんでした。
しかし、その一方でHIVに感染した人の多くは表1のような症状を発症しています。これもまた事実です。
それゆえこうした症状に対して、あなたはあまり過剰に反応する必要はありませんが、まったく無関心でいることも危険です。
なぜなら本当にHIVに感染していたとき、早期発見が何より大事だからです。
繰り返しますが、今の坑HIV医療ではエイズ発症前にHIV感染が分かって治療を開始すれば、エイズを防ぐことができるのです。
そして事実としてエイズ発症前に治療を開始した方がその後の治療結果、すなわち生存率が高いのです。
こうした事実も踏まえて、症状からHIV感染が判断できない以上、少しでも感染不安を感じたらHIV検査を受けることです。
それ以外にHIV感染の不安から救われる道はありません。
HIV検査は保健所が一番、ダメなら郵送式HIV検査キットもあり
HIV検査で一番のおすすめは保健所です。
無料だし匿名で検査を受けることができます。
もしも陽性判定の時も、すぐに治療の為の専門病院を紹介してもらえます。
ただ、保健所は検査日が限定されていたり、予約が必要だったりします。
特に近年は保健所も新型コロナの影響でHIV検査に支障が出ているようです。
更に言えば、保健所のHIV検査は匿名検査ですが対面検査です。
人目を気にする人には利用しにくいかも知れません。
どうしても保健所や病院へ行けない人は郵送式HIV検査キットを利用する方法もあります。
今では保健所のHIV検査より、郵送式HIV検査キットの利用数の方が多いのです。
*HIV 郵送検査の実態調査と検査精度調査(2019-2021)
郵送式HIV検査キットは保健所や病院のスクリーニング検査と同様、第四世代のHIV抗原抗体検査です。
自宅で信頼性の高いHIV検査が可能です。
保健所に行けないのなら、どうかそのまま放置せず郵送式の検査キットでも利用してください。
ただし、スクリーニング検査しかできないので、もしも陽性判定だった場合は保健所か病院へ行く必要があります。
郵送式HIV検査キットのおすすめは、私も使ったSTD研究所の、STDチェッカーです。
【STDチェッカー タイプJ(男女共用)】
価格(税込) | 5,060円 |
検査方法 | CLEIA法(第四世代抗原抗体検査) |
匿名性 | 匿名検査 |
再検査 | 無料 |
サポート体制 | ・提携医療機関の紹介 ・日本性感染症学会認定士が対応 ・個人専用画面で質問、相談 |
【おすすめポイント】
・
●HIV検査キットで一番大事な信頼性も、外部の信頼性評価で最も高い評価を受けています。
・
●検査方法はCLEIA法(第四世代抗原抗体検査)であり、保健所や病院と同じ信頼性のスクリーニング検査が可能です。
・
●完全な匿名検査が可能で、検査結果を他に知られることがない。
・
【STD研究所】
最後に繰り返しますが、早期のHIV検査は救命的検査です。
あなたが恐れるべきはHIV陽性ではなく、検査を先延ばしにしている間にエイズを発症することです。